クイーンエリザベス工学赏で日本人が初の受赏
画期的な工学分野の业绩を顕彰する第3回クイーンエリザベス工学赏の受赏者が発表され、静冈大学と兵库県立大学で特任教授を务める寺西信一氏が、デジタルイメージセンサー开発の功绩により英米の研究者と共に受赏しました。

寺西氏とエリック?フォッサム氏(米)、ジョージ?スミス氏(米)、マイケル?トンプセット氏(英)は、30年间にわたる3つの発明である、电荷结合素子(颁颁顿)、辫颈苍フォトダイオード(笔笔顿)、相补型金属酸化膜半导体(颁惭翱厂)が评価され、このたびの受赏となりました。デジタルイメージセンサーは、人间の目を超える解像度と感度で高速かつ低コストのカラーイメージングを実现するもので、医学、科学、通信からエンターテインメントまで、幅広い分野に変革をもたらしてきました。寺西教授は笔笔顿を発明し、光捕获「ピクセル」のサイズを缩小してデジタル映像の画质を大幅に向上させました。
ポール?マデン驻日英国大使は、寺西氏の受赏の报を受けて、次のように述べました。
「寺西信一氏のクイーンエリザベス工学赏受赏に対し、心よりお祝い申し上げます。寺西氏は、デジタルイメージセンサー技术の発展にめざましい贡献をしました。今回受赏した他の研究者と共に、人间の视覚イメージに変革をもたらし、その技术は医疗や通信、製造など様々な分野で応用されています。彼のすばらしい発明と国际的な工学研究におけるリーダーシップはまさに今回の受赏にふさわしいものであると思います。」
クイーンエリザベス工学赏は、英国が工学分野のノーベル赏を目指して创设した赏で、2年に一度、人类に多大な影响を与えた工学分野のイノベーションに対し、个人またはグループを表彰するものです。赏金は100万ポンド(约1亿4千万円)で、エリザベス女王によりバッキンガム宫殿にて授与されます。また、工学の重要性に改めて光をあてると共に、若者が将来のキャリアとしてエンジニアを选ぶよう启発することも目的としています。